ミュージカル銀河鉄道の夜 アルタイル版


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イントロダクション

Message ~メッセージ~

私は現在、決して晴れることのない後悔を抱えている。
それは未練となっていつまでも私の胸中にしぶとく居座り続けるのだろう。

未練とは「断ち切るもの」とよくいうが、「銀河鉄道の夜」という作品に触れて未練は「飲み込むもの」なのではないかと考えるようになった。
消えず、忘れられず、存在し続ける。それこそが未練であり、人間として成長し、受け入れることでしか納得するところまで持っていくことができない。

私たちは日々必要に駆られて銀河鉄道に乗車している。
ゆっくりと、着実に、確実に自身の向かうべき場所へ向かうために。

演出:樋熊 巧空

Story ~ストーリー~

貧しい少年のジョバンニは、同級生のザネリにはからかわれ、友達のカムパネルラとは疎遠になっていた。

同級生たちがお祭りを楽しむ中、ジョバンニは一人、町はずれの丘へ向う。
するとまぶしい光に包まれ、気がつくと同級生のカムパネルラと共に銀河鉄道に乗り込んでいた。

旅する中で2人は個性豊かな乗客達と出逢いながら美しい銀河を旅していく。
その旅の中で 2人が行き着く場所とは--。


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